KANAZAWA
伝統とモダンが融合した
加賀百万石の城下町
伝統とモダンが融合した
加賀百万石の城下町
加賀藩前田家が築いた百万石の城下町。藩政時代の面影を残す町並みからは和の情緒が感じられます。金沢21世紀美術館や鈴木大拙館など世界から注目されるスポットも多く、伝統とモダンが融合した町から目が離せません。
日本三名園のひとつで特別名勝
金沢城の外庭として、加賀藩5代藩主以降、歴代藩主が180年間に渡って作庭しました。園内は約3万4600坪もあり、東京ドームの2.4倍もの広さ。めぐりながら楽しむ回遊式庭園で、特別名勝にも指定されています。季節ごとに開催されるライトアップイベントもおすすめ。
往時に想いを馳せながら見学
加賀藩前田家の居城、金沢城の跡地。度重なる火災により建造物のほとんどが失われてしまいましたが、石川門や三十間長屋など一部が現存しています。順次復元工事が行われ、「河北門」「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門」「玉泉院丸庭園」が現代に蘇りました。
そぞろ歩きが楽しい石畳の町並み
にし、主計町と並ぶ金沢三茶屋街のひとつで、3つの中で最大の規模を誇っています。文政3年(1820)に加賀藩12代藩主・前田斉広が点在していたお茶屋を集め、茶屋街を造ったことが始まり。現在は観光客に人気のスポットになっていますが、現役のお茶屋も残っています。
世界に注目される現代アートの美術館
“まるびぃ”の愛称で親しまれる現代アートのミュージアム。円形の建物は「まちに開かれた公園のような美術館」がコンセプトで、4つの出入り口から自由に通り抜けができます。館内外にある恒久展示作品は体験型のアートが多く、美術館の魅力となっています。
大拙の世界にふれ、思索する
金沢市出身の仏教哲学者・鈴木大拙を紹介する施設で、設計は日本を代表する建築家の一人である谷口吉生氏。3つの空間と3つの庭からなる変化に富んだ構成で、来館者は静寂に包まれた館内を回遊することで大拙について理解を深め、自らも思索へと誘われます。
日本三大和菓子処のひとつ
茶道文化が息づく金沢は京都、松江と並ぶ日本三大和菓子処のひとつ。老舗や新進気鋭店など多くの和菓子店があり、金沢市民なら誰もがご贔屓店を持っています。季節の上生菓子や落雁、まんじゅうといった定番ものに加え、アレンジが効いたモダンな和菓子もあります。
旬の地物ネタが満喫できるセット
旬の地物ネタを中心とした10貫を3800円で味わえるお得なセットメニュー。金沢をはじめ、石川県内約30の寿司店で提供されており、内容は参加店によって、また季節や日によっても異なります。各店の職人たちがこだわり抜いた味をぜひ楽しんでいきましょう。
加賀百万石の食文化が凝縮
加賀百万石の武家文化を土台に東西の食文化を融合させ、地元食材を使ったもてなし料理へと発展した郷土料理。器も趣向が凝らされ、九谷焼や漆器などに盛り付けられます。代表的なものに治部煮やかぶら寿し、はす蒸しなどがあり、金沢市内の料亭や食事処などで味わえます。