KUROBE DAM
大放水は迫力満点!
美しい弧を描くアーチ式ダム
大放水は迫力満点!
美しい弧を描くアーチ式ダム
黒部ダムは黒部川第四発電所、通称「くろよん」の名で親しまれる関西電力の水力発電用ダムです。黒部峡谷に造られた巨大なアーチ式ダムは造形が美しく、毎秒10t以上の水を流し出す観光放水は大迫力!立山黒部アルペンルートでも屈指の人気スポットです。
徒歩15分の距離にある2つの駅
黒部ダムの周辺には2つの駅があります。富山側黒部平駅と黒部ケーブルカーで結ばれている黒部湖駅は大観峰や室堂のライブ映像を確認できるモニターが設置され、便利です。長野側扇沢駅間と電気バスで結ばれている黒部ダム駅は周辺にレストランや売店があります。
毎秒10t以上の大放水は必見!
黒部ダム観光の名物となっている大放水。毎年6月26日から10月15日に観光放水が行われ、毎秒10~15tという大量の水が水煙を上げながら流れ落ちる様子を見学できます。ダム展望台やレインボーテラスなど数カ所ある観覧スポットを回り、見え方の違いを実感してください。
森林浴を楽しみながら湖畔散策
黒部湖遊覧船の乗り場の先にかかるカンパ谷のつり橋から黒部湖沿いに遊歩道が整備されています。天然林の中にあり、高低差が少なく歩きやすいので子ども連れのファミリーにもおすすめ。宿泊施設の「ロッジくろよん」前で折り返せば、約1時間の散策が楽しめます。
「世紀の大工事」を物語る碑
「世紀の大工事」と言われた黒部ダム建設。昭和31年(1956)に始まり、昭和38年(1963)に完成するまでに171人の作業員が犠牲となりました。慰霊碑には殉職者171人の名前が刻まれ、観光客も冥福を祈っています。「六体の人物像」は彫塑家・松田尚之氏の作品。
冷たい湧水で旅の疲れを癒そう
黒部ダム建設で、掘削時に難所を極めた大町トンネル(現・関電トンネル)の破砕帯から湧出している水。黒部ダムレストハウスの入り口、黒部ダム駅からダム展望台へ向かう地中階段、ダム展望台の3カ所に水が引かれ、旅人も飲むことができます。
黒部ダム全景と立山連峰を一望
黒部ダム駅から220段の階段を登ったところにある展望台。標高1508mに位置し、眼下に黒部ダムを見下ろせ、立山連峰まで一望できます。展望台の真下には壁一面ガラス張りの休憩所があるので、黒部ダムを眺めながら売店で購入した軽食やドリンクを味わっていきましょう。
黒部ダムグルメ&おみやげがいっぱい
黒部ダムを眼下に望むレストハウス。1階には売店とドリンクコーナー、2階にはレストランがあります。レストランでは黒部ダムカレーやアーチダムカレーを、おみやげには黒部ダムクッキーなど、ならではの名物をぜひ。
大放水のミストシャワーが心地よい
ダム展望台から外階段を降りていくと最終地点に新展望広場があります。レインボーテラスでは黒部ダムの大放水を間近に眺められ、水しぶきが風で吹き上がるミストシャワーを体験できます。特設会場では黒部ダム建設の歴史を紹介し、映画『黒部の太陽』の撮影セットを展示。
黒部ダムをバックに記念写真を!
黒部ダムと一緒に記念撮影できるシステムが「ふぉっとダム」です。自分のカメラではなかなか撮れない大迫力のアングルで撮影ができ、A4サイズの写真1200円やシール500円にして持ち帰れます。システムはダムえん堤右岸と新展望広場の2カ所に設置されています。
日本最高所の湖をめぐる船旅
満水時の湖面の高さが1448mになり、日本一の高さを誇る黒部湖。ガルベは黒部湖を約30分かけて周遊する遊覧船です。船室の天井が一部ガラス張りになっており、船内から雄大な景色を眺められます。後部は展望デッキになっており、風を感じながら船旅を楽しめます。
黒部湖とダムを再現したご当地カレー
黒部ダム建設現場の飯場で提供されていた伝説のカレーにちなみ、2009年から大町市内の飲食店数店舗で黒部ダムカレーを提供しています。黒部ダムレストハウスの黒部ダムカレーはライスをえん堤に見立て、ほうれん草のピューレを入れたルーで湖の色を再現しています。
コーヒーを飲みながらダムを眺めて
黒部ダム建設の掘削作業で難所となり、映画『黒部の太陽』の舞台にもなった粉砕帯からは今も湧水があふれだしています。黒部ダムレストハウスではその湧水を使った本格派コーヒーを提供しており、テクアウトも可能なのでコーヒーを片手に大放水を眺めることもできます。
Start!
Goal!