KUROBE
北アルプスの恵み、
山峡の絶景と名水に出合える町
北アルプスの恵み、
山峡の絶景と名水に出合える町
北アルプスを水源とする黒部川扇状地に広がり、名水に恵まれた町。
海岸沿いにある生地地区では湧水めぐりが楽しめます。山峡の名湯・宇奈月温泉をはじめ、トロッコ電車、名水が育てたグルメなど多彩な魅力が旅人を癒してくれます。
峡谷や橋など見どころいっぱい
北アルプスに刻まれた険しいV字峡・黒部峡谷はトロッコ電車でしか行けない秘境。宇奈月から欅平まで約20kmを走行中、岸壁やエメラルドグリーンのダム湖、鉄橋などがあらわれ、自然美の連続から目が離せません。黒薙の大露天風呂など沿線の秘湯もおすすめ。
一帯は「日本名水百選」のひとつ
北アルプスから流れ出る雪解け水は地下をくぐり、黒部川扇状地の先端にある生地地区で湧水となります。地元で清水(しょうず)と呼ばれる湧水は代表的なもので20箇所、各戸にある井戸を含めると600箇所を数え、地区一帯は「日本名水百選」に選ばれています。
世界でも珍しい旋回式可動橋は必見
日本で最初に造られた旋回式可動橋。生地地区の黒部漁港に架かり、船が漁港に出入りする際、橋の片側を軸にして橋桁が水平方向に回転します。昭和初期に黒部漁港拡張のために動力昇降式可動橋として架けられ、後に現在のような旋回式可動橋に架け替えられました。
くろべ漁協直営のマーケット
くろべ漁協直営で、鮮魚や加工品を販売する「とれたて館」とレストラン棟の「できたて館」があります。「とれたて館」では朝どれの鮮魚をはじめ、名水を使ったご当地レトルトカレー、地ビールなど黒部名物を揃えています。「できたて館」では炭火焼コーナーが人気です。
楽しみながらサイエンスを学ぶ
宇宙や科学について楽しく学べる施設。2016年にリニューアルした日本海側最大級のプラネタリムではリアルな星空と3Dによる宇宙体験が楽しめます。宇宙や地元の自然に関する企画展示も開催。
大自然の中、郷土の美術に親しむ
郷土ゆかりの作家を中心に、国内外の作家の作品を幅広く展示しています。銅葺き屋根が印象的な館からは僧ヶ岳など雄大な立山連峰を望み、四季折々の景観が訪れる人を癒してくれます。企画展を中心に年に4~6回の展覧会を開催し、地域文化創造の拠点にもなっています。
「美肌の湯」として評判の名湯
トロッコ電車の発着地にある名湯。富山国際大学による分析で、「美肌の湯」としての効果が科学的に証明されています。各宿では地元産の山海の幸を盛り込んだ料理でもてなしてくれます。温泉街には共同浴場や足湯があるので、散策しながらめぐってみましょう。
電源開発の歴史をわかりやすく紹介
苦難の連続だったという黒部川電源開発の歴史をはじめ、黒部峡谷の大自然や水力発電所などを紹介する施設。黒部の名水が湧き出す仕掛けのスクリーンやトロッコ電車に乗っているような臨場感が味わえるシアターなどユニークな展示があり、大人も子どもも楽しめます。
YKKのものづくりの“ひみつ”を
見にいこう!
世界約70の国と地域で事業を展開しているYKKグループは、黒部事業所の一部をYKKセンターパークとして一般開放しています。丸屋根展示館ではファスナーや窓の仕組みと歴史、創業者の経営理念について紹介。「ファスナー手作り体験とスタッフによる展示館の案内」(有料・要予約)も人気です。
かわいい動物たちが待っている!
標高240~425mの高台にある牧場で、天気が良い日は見晴らし台から富山湾や能登半島が見渡せます。ふれあい広場ゾーンでは牛やヤギ、ヒツジ、ポニー、ミニブタ、ウサギとのふれあいが楽しめ、エサやり体験もできます。エサは1カップ100円で販売。体験無料(一部有料)。
地元で獲れた海の幸を丼や寿司で
黒部漁港で水揚げされた魚介は鮮度がよく、種類も豊富。海鮮丼や寿司はもちろん、旨味が凝縮した干物もおすすめです。黒部市内には海の幸が味わえる食事処や寿司店などがあるので、ぜひ立ち寄ってください。魚の駅「生地」内「できたて館」でも魚介料理を提供しています。
名水育ちの豚肉は旨みがたっぷり
黒部といえば名水の町。富山県産豚の優良品種を交配し、黒部の伏流水や「竹酢」を混ぜた飼料で育った豚肉「黒部名水ポーク」は旨みたっぷりで、肉質は柔らかくジューシーです。その肉を使ったご当地レトルトカレー「黒部名水ポークカレー」もおみやげにぴったりです。
甘味しっかり、冷めてもおいしい
黒部川扇状地の肥沃な土地で、黒部川の名水を使って育てられたこしひかり。2007年には全国の米の中で、初めて地域団体商標の登録許可を受けました。炊きあがった時に艶とねばり気があり、しっかりとした甘味が感じられます。炊き立てはもちろん、冷めてもおいしいと評判。
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